町内会では、地震等の災害時には「自分たちのまちは、自分たちで守る」という考えから、毎年防災訓練を行うとともにマニュアルを整備しています。
2025年の防災訓練は、3月9日(日)に実施しました。
当日は、朝8時過ぎに地震が発生したことを想定し、以下の訓練を行いました。
つじやま八幡社境内には100名を超える町内の方が集まり、大変熱心に聴講し、また消火スプレーの使用訓練にも参加しました。
<安否確認>
8時半から9時半に、班長・家庭防災員が各世帯の安否を確認。 報告内容はタオル掛け世帯や、倒壊・道路状況について。
→各世帯は家族が無事な場合、玄関付近にタオルをかけていただきました(タオルはなんでもOK)
<町内防災本部に報告>
その後、防災倉庫前に設置された「いっとき避難場所」に、班長・家庭防災員が防災部メンバーに報告
<つじやま八幡社境内での説明> *つじやま八幡社は発災の際には翌日以降の防災本部設置場所
①防災マニュアルに沿って、地域と町内の防災対策の説明(町内会長)
②能登地震における消防救援活動の実体験に基づいたお話(消防士/渡邉さんの経験談)
発災直後と数日後の消防活動について話していただきました。
実体験に基づいたお話は説得力が高く、改めて防災意識を高めることができました。
・近隣の消防署は大規模火災への出動が優先となり、近隣住宅地への出動は難しいこと。
・他府県からの救助が来る場合が多く、現地の住民の状況を把握していないため、生存者の方に尋ねながらの活動になる。
・近隣との知り合いがいない場合には、救助が遅れる可能性があるのが現実。
その後、防災訓練参加者に配付の簡易トイレの組立を実演していただき、効果的な使い方を習得できました。
<消火スプレーと簡易トイレの使用訓練>
防災訓練参加者に配付の初期消火のための「消火スプレー」の使い方を伺った後、実際に火災に見立てた火を起こしたドラム缶に噴射訓練を行いました。
「東日本大震災」の記憶がよみがえる3月。
これからも、防災訓練を通じて「自助」「共助」の意識を培って行きたいと思います。
ぜひ、以下の「防災マニュアル」を再度確認してください。
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